困難に真剣に取り組むことが、将来自分自身の武器になる
私は現在、東京営業部で営業関連全般のとりまとめを行っています。
今は商社勤務ですが、もともとは大学を卒業後、前職の製鋼メーカーに就職しました。
当時はバブル崩壊直後で景気は冷え込んでおり、文系職種は居場所が無く、苦肉の策で2年間の現場実習に携わりましたが、この経験が製品知識の習得に繋がり、集中的に生産技術について勉強に取り組む貴重な期間を得る事ができました。
その後、営業職に異動となり、自動車や建設機械用部品の拡販に多く携わりましたが、新規開発品の拡販は、最新の技術開発に参画できる貴重な機会であり、知識・経験ともにレベルアップの良い機会となりました。

現在は、前職での経験を活かし、より裁量権限のある立場で営業全般を職掌しています。
転職してみて、メーカーと商社の営業職の違いとして感じたことがあります。それは、自社内の製造設備や技術を活かそうとするメーカー営業に対して、商社営業はお客様のニーズを実現するために様々な仕入れ先と連携し、無数の組合せの提案を検討するというアプローチの違いがあるという事です。
商社営業の方が、検討範囲や手法の自由度が高い反面、より幅広い知識やネットワークが必要とされると実感しています。
そうした意味では、業務経験で無駄になる事は何一つありませんし、むしろ困難な業務に真剣に取り組む事が、将来の自分自身の武器になると自信を持って申し上げられます。
私自身がまだまだ勉強中の身ですので、今後も一つ一つの仕事に誠実に向き合う姿勢を持ち続けて成長して行きたいと思います。
私は社会人になって初めて、周囲の方たちが本当に真剣に仕事に取り組んでいる事を知り、素直に驚きました。
学生時代の私から見ると、社会人はテレビドラマの中の存在で、もっと適当に仕事をこなしているものと高を括っていたのです。
ところが、リアルな仕事の現場にはお客様や仕入れ先様が存在し、それぞれが苦労に苦労を重ねて開発した技術を歴史的に積み重ね自社の特色に育てて来たプライドを持ってらっしゃいます。また、当然のことながらそこで働く従業員の皆さんにも大切な家族があり、まさに人生を背負って仕事をしているという事に気付かされたのです。
具体的に仕事に取り組む中で、その認識はどんどん深まって行きましたが、それと共に自然と私が常日頃から忘れないようにしようと思う言葉が出来ました。それは「誠実,謙虚,信念」の3つです。ありきたりではありますが、何か困難な仕事にぶつかった時や仕事の節目で自分自身に言い聞かせる言葉になっています。
長く社会人生活を続けていると、慣れが生じてしまったり、経験の違いが過信に繋がったりすることも出てきます。そんな時には魂のこもっていない仕事になりがちです。どんな小さな金額の仕事も、クレーム処理などのつらい業務も、また、反対に世界をまたにかけるようなビッグビジネスも、同じように真剣に取り組み続けたいというのが私の目標です。