社是「貢献」
- 1.全社員の幸せに貢献する
- 2.お客様に感動を与え、お客様の社業発展に貢献する
- 3.仕入先からの信頼を高め、仕入先の社業発展に貢献する
- 4.地球環境に貢献する
- 5.地域社会・日本の発展、世界平和に貢献する
素材の新たな価値で感動を
世界に届ける
我々は素材の可能性を引き出し、お客様の満足を超えた感動を世界中に提供します。
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昭和7年1月鋼材問屋 早川商店として創業創業者 早川精一が名古屋市先西区志摩町(現在の那古野)にて開業。日用品・非鉄金属を扱った奥田商会での奉公を経て、名古屋駅に近接で鋼材店2社が引き継いで店を構えた土地を購入。以後90年余三代に亘り、早川商店の暖簾を引き継ぐこととなっていきます。
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昭和22年日本鋼管(現JFEスチール)の指定問屋となる戦前は三菱商事・三井物産他数社に限られていた指定問屋だったが、第二次大戦後のGHQによる財閥解体が実施されました。これを契機に三菱商事二次問屋であった早川商店が、日本鋼管と直接取引が実現。以後、中京地区での信用・格式を格段に上げて、鋼材商社として大きく発展拡大していくこととなりました。
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昭和23年名古屋市西区志摩町に500坪の土地購入徳川家が所有していた近隣土地の一括購入打診を応諾。一帯は当初から20軒ほど店子が入っていたものの家賃を求めることはせず、「商売は奉仕」「鉄の仕事に関わる人間の道徳・矜持」を実践しました(その後、昭和64年に道路拡幅収容が生じるも、これ迄の配慮と二代目早川東助の誠実な交渉により、立ち退きも円満に進みました)。
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昭和31年4月東京事務所 開設 (昭和47年4月 東京営業所となり移転)
東京での活動本格化に際し、港区赤坂に土地購入にて設立。創立者長男の早川東助(二代目/現会長)が事務所所長となる。東助は学生であったが、その後の早川商店拡大の礎となる「現場経験」と「勘」を養うこととなります(事務所はその後港区麻布に移転)。
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昭和47年名古屋本社の新社屋完成商売の安定を機に、新社屋の設計を黒川設計事務所/黒川巳喜氏(黒川紀章氏実父)に依頼。当時としてはコンクリート打ちっぱなしのモダン建築は周囲で人目を引きました。
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昭和53年二代目早川東助が代表取締役就任創業者の逝去により就任。闇雲な業容拡大を慎み堅実な取引の積み重ねていく姿勢は、後のバブル経済に踊らされることもなく、着実な経営基盤の構築を果たしていきました。
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昭和63年1月法人設立 株式会社ハヤカワカンパニー
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平成3年12月アロイ・テック株式会社(現・ハヤカワキャスティング)をグループ会社化
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平成16年12月東京営業所を東京支店に(平成18年7月 平河町に移転)
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平成19年三代目早川元章が代表取締役就任二代目東助同様、40歳で就任。合理的かつ組織的な運営の礎として「社是」を創設。その後訪れるリーマンショックも乗り越える一方で、業務拡大を目論んで製造業のM&Aにも積極的に取り組むことで売上拡大とブランド向上を果たしました。現在は創業100周年に向けて「社是」を重んじる経営基盤の確立のために、全社員一丸となって邁進しております。
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平成19年8月金料(上海)貿易有限公司を設立原料ビジネスの拡大を目的に上海に設立。日本向けビジネスの支援だけでなく、中国国内での原料販売も手掛ける。
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平成22年7月株式会社東京ロストワックス工業(現・ハヤカワロストワックス)をグループ会社化
精密鋳造品拡充を目的として、発電用ガスタービンで高い実績ある同社をグループ会社化。
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平成24年創業80周年とロゴの刷新創業80周年を迎え、記念事業としてロゴをリニューアルしました。新たなロゴは赤い丸の中に白抜きでハヤカワカンパニーの頭文字「H」をあしらったデザインで、「H」の横棒は右肩上がりになっています。これには仕入先と顧客をハヤカワカンパニーが繋ぐ、そして未来に向かって成長していくという思いが込められています。
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平成25年6月
- 東京支店を大手町に移転
- 早川金属材料股份有限公司を台湾に設立
日系機械メーカーへの特殊鋼素材や各種加工部品の調達と販売を目的として設立。日本からの輸入やアジア圏への輸出業務で取引拡大に繋げる。 -
12月サイアムハヤカワをタイに設立
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平成26年12月ハヤカワUSAをアメリカに設立
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平成27年4月物流センターを中川から小牧に移転
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平成28年3月ハヤカワ南アフリカを設立多様化するニーズへ対応すべく天然資源(レアメタルを含む)の調達と鉱山工具の販売も手掛ける重要戦略拠点として同国ケープタウンに開設。
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4月大阪営業部 開設
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10月菱栄金属株式会社(現・ハヤカワフォージング)をグループ会社化ハヤカワ販売網との相乗効果を狙い、熱間精密鍛造品を手掛ける差動傘歯車(ディファレンシャル・ベベルギア)事業を三菱マテリアルから譲受。
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12月株式会社水谷製作所(現・ハヤカワマシナリー)をグループ会社化材料手配から組立・最終仕上げ処理に至るまでお客様のニーズを一手に引き受けるために、長物加工を得意とする加工メーカーをグループ会社化。
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令和元年5月Ryoei Metals Thailand(現・Hayakawa Forging Thailand)をタイに設立東南アジア地域での農機具向け熱間精密鍛造品ニーズの高まりを受け、SUMCO社との共同出資にて設立。トラック部品と金型内製化も目論む。
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令和4年1月創業90周年を迎える創業90周年を迎え、グループとしてのシナジーを高めるために、ハヤカワを冠した社名に統一しました。
会社概要
商号 | 株式会社ハヤカワカンパニー |
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代表者 | 代表取締役社長 早川 元章 |
資本金 | 1億円 |
売上高 | 連結:180億円 単体112億円 ※2023年3月期 |
従業員 | 連結:307名(男性231名/女性76名) 単体:80名(男性55名/女性25名)※2023年7月時点 |
認定取得 |
・ISO9001 ・ISO14001 |
主要取引先(50音順) | オークマ(株)、山陽特殊製鋼(株)、JFEスチール(株)、(株)SUBARU、大同特殊鋼(株)、(株)豊田自動織機、(株)ニッセイ、(株)ハヤカワフォージング、(株)ハヤカワロストワックス、豊和工業(株)、(株)マキタ、三菱重工業(株)、三菱製鋼(株) |
取引銀行 | 三菱UFJ銀行名古屋駅前支店 みずほ銀行名古屋駅前支店 商工組合中央金庫名古屋支店 |
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株式会社ハヤカワキャスティング(Hayakawa Casting. Co., Ltd.)〒311-3801茨城県行方市行方20531984年(昭和59年)設立より、アルミニウム合金の鋳造および機械加工を行い、輸送機部品、電気部品等を製造しています。
部品の軽量化が進み、アルミ製品の需要はますます増加しています。 -
株式会社ハヤカワロストワックス(Hayakawa Lost Wax Casting. Co., Ltd.)〒940-0006新潟県長岡市東高見一丁目2番地161988年(昭和63年)設立、精密鋳造で発電用ガスタービン部品、
航空機部品、医療機器部品、IT関連部品、その他一般産業部品の製造をしています。 -
株式会社ハヤカワフォージング(Hayakawa Forging Co., Ltd.)〒363-0026埼玉県桶川市上日出谷1230番地1972年(昭和47年)設立、熱間鍛造方式により、自動車、トラック、フォ−クリフト、農機具、トラクタの各種部品
(かさ歯車、デファレンシャル・ベベルギヤ、クラッチ等)を高品質、高強度、高精度の精密鍛造技術で製造しています。 -
株式会社ハヤカワマシナリー(Hayakawa Machinery. Ltd.)〒480-0103 愛知県丹羽郡扶桑町柏森字平塚374番地1951年設立。以来、一貫して精密鋳造品・鍛造品・異形引き抜き品の切削加工を行っています。
取り扱い商品紹介
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鉱石
鉱石とは、鉱山から掘り出される様々なメタルの元になる素材です。我々のグループで扱う鉱石は、主に錫鉱石です。錫鉱石の供給は中国、インドネシア、ミャンマーが主要国となります。ハヤカワグループでは東南アジアで採掘された鉱石を購入し中国の製錬メーカーに販売しています。錫の用途は幅広く、はんだ、ブリキ、電子部品、化成品から食器や花器としても利用されています。
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特殊鋼
特殊鋼とは、鉄から不純物を取り除いたうえで様々な添加物を加えて多くの効果や特性をもたせた鋼(はがね)のことです。当社は国内の主要な特殊鋼メーカー5社と直接の取引を行える数少ない商社です。創業時から扱う当社の主要事業の一つで、当社でしか扱えない特定のお客様向けに作られた専用の鋼種もあります。
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レアメタル
レアメタルとは、「地球上での埋蔵量が稀であり、技術的・経済的な理由で抽出困難な金属のうち、安定供給の確保が政策的に重要(経済産業省)」な金属で産業に利用されることが多い金属です。当社で扱えるレアメタルの品種は多く、お客様のご要望にあわせてグローバルに調達を行っています。各種金属の埋蔵量が多い中国からの調達は多いですが、アメリカやヨーロッパ、南アフリカからも単一元素や合金として供給しています。
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鋳物
鋳物とは、溶かした金属を型に入れ冷やして固めて作られた製品です。
当社では、グループ会社に精密鋳造法(ロストワックス法※)で製造を行うハヤカワロストワックスと砂型(砂を押し固めて作った型)と金型(金属で作った型)を用いアルミ製品を鋳造するハヤカワキャスティングの2社の製造子会社があります。航空機や発電所向けの精密な製品やバイクのパーツなどを製造しています。
それ以外にも国内外の協力会社では、ダイキャスト※という工法で製造できる会社もあり、お客様が求める条件に応じて最適な工法を提案できます。※ロストワックス法:ワックス(ろう)で製品模型を作り、その模型を耐火材でコーティングした後加熱してワックスを溶かします。これを鋳型として溶かした金属を流し鋳造する製法
※ダイキャスト:溶かした非鉄金属の合金を高速・高圧で金型に注入し、瞬時に製品を成形する製法 -
鍛造
鍛造とは、金属を叩いて圧力を加えることで目的の形状に成形する製法です。
当社では、グループ会社に熱間鍛造法(高温で熱した金属を金型でプレスして成形を行う工法)で製造を行うハヤカワフォージングがあります。自動車、農業機械、フォークリフト用の耐久性の高いギアを製造しています。高強度、高品質をご要望されるお客様の期待に応えています。