INTERVIEW
原材料(レアメタル)事業の立ち上げについて
ハヤカワカンパニーとして鋼材・部品に加え3本目の柱として新たな事業をしたい、という早川社長の想いで原材料事業を立ち上げました。その後中国側での情報収集・中国国内取引のために金料上海(中国現法)を設立し、総経理として就任しました。
当初ターゲットしたものはゲルマニウム(Ge)でした。あまり耳にすることがない元素かもしれませんが、我々の生活を裏で支える重要な元素です。このレアメタルで世界一を目指す!という目標で活動をしていきました。
ピーク時には世界シェアの約10%を取り扱うまでに成長し、原材料事業と共に設立した金料上海についても売上高50億円の企業に成長させたことは非常に感慨深いものでした。
原材料事業のやりがいや、魅力を感じるところ
原材料事業、特にレアメタルは世界経済の動向によって相場が大きく変動します。各国の輸出入政策にも影響されるため、情報収集が極めて重要です。
そんなダイナミックな動きの中でスピード感を持ってビジネスを行うことは非常にワクワクします。
さらに、原材料事業は少人数で非常に大きな取引を成約させることができるビジネスであり、言語だけでなく、生産ラインやレアメタルの知識があれば大手企業や世界の生産者と対等に付き合うことが出来る点も魅力だと思います。
今後の目標
当社として、持続可能な社会の実現のためにも、原材料の供給だけに留まらず再利用を自社スキームの中で確立させる原材料リサイクルに挑戦したいと考えています。
最後にメッセージ
今のハヤカワカンパニーのビジョンにも繋がりますが、素材や原材料、企業間の新たな繋がりを創造することが大きな価値に繋がると考えます。新しい価値を考えるために動いている時が私は一番ワクワクします。
幅広い視野で物事を考え、お客様と仕入先様を繋げ新たな価値を考えられる新たな仲間と仕事ができる日を楽しみにしています。